キャッシュフロー計算書とは、貸借対照表や損益計算書と同様に財務諸表の1つで、
会計期間におけるキャッシュ(資金)の増減を
営業活動、投資活動、財務活動ごとに区分して表示します。
キャッシュフロー計算書は、上場企業では
財務諸表の1つとして作成が義務付けられていますが、
中小企業にはその必要がないことから浸透しているとはいえません。
銀行も融資先企業に対して提出を求めてくることもあまりないでしょう。
しかし、作成できて、かつ読み方も理解することは、
融資交渉にも有利といえます。
専門家のサポートを受けて
銀行に融資の判断材料を提供するためにも作成した方がいいでしょう。
銀行からの資金調達が不要な中小企業であっても、
資金の流れを把握することで経営の現状や課題を分析できますから、
知って損はないといえます。